十三夜

この旧暦9月13日の月夜に、ミステリアスな響きを感じるのは岡本綺堂の「月夜がたり」を思い出すからでしょうか。
中秋の名月（十五夜）に対して、「後（のち）の月」と呼び、芋名月に対して豆名月・栗名月といって、月見の行事を行う。と、広辞苑にあります。

十五夜と十三夜、どちらか一方しか月見をしないことを「片月見」といって、忌むべきこととされているそうです。
面白いですね。昔から続いている風習は大事にしたいもんです。

今年は今日が十三夜。
そして、奇しくも明日はハロウィン。
和と洋、ふたつの神秘的な夜に思いを馳せることができるのは、現代日本ならでは。
異界への扉がみつかるかも･･･？