2008年11月26日水曜日

風邪薬 フランス編

引いちまったか~風邪。と思いきや、気力でねじ伏せ今日も出勤。
病は気から。あなたの風邪はどこから?わたしは咽喉から。
あいにく黄色(だったかどうかはちょっと不明)の感冒薬はないので、家にある薬で間に合わせちゃおうと、ガサゴソ漁ってたら、おフランスのお薬がでてきました。

よくガイドブックに「フランスの薬は日本人には効きすぎる」と書いてありますが、
本当です
頼もしいのかおそろしいのか、そんな薬事法のおかげ。


まずは、風邪のひきはじめの咽喉の痛みに、スプレータイプのジェル薬。
薬局のおばちゃんに「ジェ・マララ・ゴルジュ(咽喉痛い)」と言ったら、即効出してくれた。まずい。オエッとなる。でも効く。大人用だから子供はダメとしつこいくらい表示してある。






もっと手軽に咽喉ケアしたい。ならこのトローチ。
処方箋がないと買えないけど、そのぶん劇的な効き目でした。
パリの友人に「これ、効くよ~」と貰い、早速お口へポイっと。
たしかにじんわり効いてくる感じ。だいぶ楽になったし、食欲も沸いてきた♪で、その後ランチにソバ粉のクレープを食べたんですが、あれ?このクレープまずい…てゆーか、味がない…。
友人「あ、そのトローチね、味覚がなくなるんだよね」…。
それを先に言え(怒)!!

なんやかんやでだいぶよくなったけど、鼻が詰まってしょうがない。
横になると苦しくて眠れないし、まだしっかり治ってないし…。

というわけで、結局医者にかかることに。
保険手続きが簡単なアメリカン・ホスピタルで診察してもらい、シロップ薬を処方してもらいました。
シロップ!なんか子供っぽいな~と思いつつ、言われたとおり就寝前に添付のスプーン一杯(5ml)をかぷっと飲む。
お医者さんは「15分くらいで強烈な眠気がくるから、必ず寝る寸前に飲んで」と言ってたけど、本当かなぁ。しかもすっごく甘いよ、これ。
なんて半信半疑でベッドへもぐりこみ、「うう、横になると鼻が詰まって苦しいよう。これじゃ薬飲んでも眠れないよう」なんてブツブツ言ってたら、急激に瞼が重くなって…気がついたら朝でした。

有無を言わさずと言うか、あの急激な眠りへ落ちる瞬間はまさに「フォール」された感覚でした。
この感覚は手術の全身麻酔以来の劇的体験。フランスの薬の実力をまざまざと見せつけられました。
しかもこの一回の服用で治ってしまったし…。なので、この薬はそれ以来飲んでません。記念に日本へ持って帰ってきましたが、もう期限もきれてるし、どうしたものやら。

…とりあえず今回は普通の、日本の風邪薬で治そう。

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