2008年7月29日火曜日

忘れられないホラー映画とTVのことあれこれ

昨日からの怖い(?)話つながりで…。

映像化されたホラーやスプラッタが大の苦手なにきあですが、うっかりTVで放送されてたホラー映画を観てもうたことがありまして。
うっかりというか、懐かしさに負けてという感じか…プラハに滞在していたときです。

ふと夜中にTVをつけたら、あれあれ!日本の映画っぽい!と思って観ていたんですが、キュートなアメリカ小娘がでてきまして。
え?でも風景は日本の町並みで、舞台はどうみても典型的な日本の一戸建て住宅…。

ものごっつ顔色の悪い坊やが出てきて、ポンとひざを打ちましたね。
これは「呪怨」だと。しかもハリウッドリメイク版。

もうツッコミどころが満載でした。
無理して日本を舞台にしなくても…というか、オリジナルの日本版観てないので(怖くて観れません)何ともいえないんですが、日本版を、まんまキャストを外国人にしただけのような印象でした。
日本家屋や風景に溶け込んでいない…すっごい違和感。リメイクって、こんなんでいいの?!

しかもチェコ語吹替えだから、会話の内容さっぱりわかんないし。
日本語で喋る部分(日本人どうしの会話とか、ハリウッド風ぎこちない日本語とか)には英語字幕の上にチェコ語字幕が。画面に横文字多すぎだよ!

きっと、こういう機会でもないと観なかったはずのホラー映画ですが、意外な角度ですごく楽しめました。

そんな素敵なチェコのTV、面白いプログラムがいっぱい。
モノクロの古いチェコ映画も面白かったし、子供向けに可愛くて懐かしい人形劇やアニメ、チェコ版『できるかな』みたいな番組もあったし、毎週日曜の朝には、チェコアニメファンにはたまらないラインナップのドキュメンタリーをやってましたよ!トルンカやシュヴァンクマイエルも!
チェコ版『できるかな』のパペット。声がエルモみたい→

でも、一番驚いたのはゴールデンタイムに、フェリーニの『サテュリコン』をやってた時でした…。もちろん名作ですが、ゴールデンに放送しちゃうんだ…と、ドキドキしながら観てました。
チェコって懐広い!

他に日本のものはというと、『みつばちマーヤの冒険』が放送されてました。
子供のころ毎週観てたな~。チェコ語としっくり馴染んでました。世界名作劇場、侮れません。

一方パリで日本の番組といったら、アニメばっかりでした。
北斗の拳、キャプテン翼、ドラゴンボール…あと、コナンくんとか、ハム太郎とか。ポケモンはもう鉄板で。にきあが知ってるのはそのくらいですが、最近のアニメも沢山やってました。みんな、じょ~ずにフランス語喋ってましたよ。
(ちなみに、フランス語はHを発音しないので「ハムタロー」じゃなく「アムタロー」だった)
あ、『モンスター』もやってました!面白かった~。フランス語でも違和感なし!

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