2011年3月10日木曜日

蔵書票と銅版画

わが(狭苦しい)家の壁の花。


プラハの古書店で買った蔵書票(エクス-リブリス)です。
所有者はドクターだったのかな。
版画の下に手書きで書かれた女性の名前、書体がかわいいです。
10コルナ、日本円にすると50円くらいでした。



パリで通っていた銅版画アトリエで作ったドライ・ポイントです。拙作でござる。

初日、申込みだけのつもりが
「せっかくだからやっていけば?」という
ニコラ先生の陽気なテンションに押されなにがなんだかわからないままに、
下絵なしにいきなり銅版にカリカリやったものです。

言葉も覚束ないのによく突撃したもんだと思います、我ながら。

自分の拙い作品を額に入れて飾るのってなんかアレかしらと思いつつ、
いいじゃない私の部屋なんだから(となにかに言い訳)


こちらはアトリエ内で好評(?)だった妖怪。


ちょうど日本文化会館で開かれていた妖怪展に触発されましてね、フフッ
(かっこいい言い方したかっただけです)
そのうかれっぷり→デジハコタン!: YOKAI祭り

百鬼夜行絵巻に描かれた鉢の付喪神(たぶん)なわけなんだけども
当然フランスの方々には伝わるはずもなく、

「これは…ボナパルト?」(ニコラ先生)

「………はい」(わたし)

説明を放棄しました。ごめん…

というわけで、被っているのは鉢じゃなくて皇帝仕様のお帽子なんだからねっ☆

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