2008年7月7日月曜日

暑さにまかせて熱文学

7月に入って急激に暑くなってきました。例年よりかなり早く梅雨明けもしたそうで、私の住む福岡では「山笠が終わってから梅雨が明ける」といわれてきたもんですが、今年は様子が違うようです(ちなみに山笠が終わるのは7月15日)。

ぼんやり熱に浮かされつつ、レイ・ブラッドベリの名作『華氏451度』を思い出しました。

華氏451度、それは紙の自然発火温度。摂氏で言うなら232.8度。そこまで温度を上げないと、本や雑誌は燃え上がらないのですね。これは高いのか低いのか・・・。あついには違いない。地獄のあつさ?

ヴォネガットはブラッドベリの名作に寄せて、こんな一節を残してます。

「地獄とは他人のことだ」とジャン=ポール・サルトルはいった。
「地獄とは現実世界の他人のことだ」とサルトルはいうべきだった。

 (バゴンボの嗅ぎタバコ入れ)

それにしても、本当に暑い。
あ、自由の燃える温度が華氏911度なのは有名ですね。

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