2008年6月3日火曜日

かいぶつぞろぞろ~絵にみるたし算のいきもの~

福音館書店の「びじゅつのゆうえんち」シリーズ。
書店で見つけ、何気なく中をチラ見。ツボったー!平積みの最後の一冊だし、もうこれは買うしかない!とレジへ直行。

内容はというと、洋の東西を問わず、古い本や宗教画に描かれてきた想像上の生き物(竜とか一角獣とか)を「たし算のかいぶつ」という括りで、子供向けに解説した絵本です。
収録されている図画は、澁澤龍彦の本なんかで見かけたことのあるものもいくつかあって、なかなか贅沢。
おどろおどろしくも、たっぷりふられたルビと、子供向けの解説文のおかげで、和んでしまう。このキッチュな仕上がりは、確信犯か?!

「古い絵や本の中には、ふしぎないきものがいっぱい。よくみると、そのすがたはいろいろなどうぶつのたし算からできあがっています」

う~ん、目のつけどころが斬新。オカルトにそんな切り口があったとは。読み返してはにやにや和むことが出来そうな、いい本です。

しかし!他にもデザイン系の雑誌(高いんだよなー)も数冊購入したから、またまたお財布ピンチ。
でも、本屋めぐりはやめられない・・・。

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